東京の東と西の健康格差

荒川と杉並こんなに違った!

今回は一度やってみたかった西側と東側の健康についての比較についての話でした。やはり西に行かないとダメだろうということで、メンバーの勤める中野区大和町のやまと診療所をお借りして開催。商店街を通って辿り着くロケーションで日本のインドと呼ばれる高円寺は最高です。こういう雰囲気は荒川にはないなあ。参加者は16名で新しい方もちらほら来ていただき、かなり盛り上がりました。


最初の演者は荒川区東日暮里在住の水橋さん。高齢社会エキスパート(一般社団法人高齢社会共創センター認定)でもあるすごい85歳!スマホをあやつり、各地の医療施設を熟知しており、行政の審議会にも意見するご意見番です。健康にも気を使っており診察券30枚所持はギネス記録並!

杉並と荒川の両方に暮らした経験を持つ水橋さんがおすすめするのは足立区!女子医大移転の影響もあり、いろいろと利点が多いそうです。でも荒川区にいてほしい!
2番手はこちらも荒川が誇る介護エキスパート石黒さん。終活を意識して生活する68歳、自称アルチュハイマー病です。こちらは介護認定についてのお話。要介護者は下町に多く、荒川、台東、葛飾、江東など、もともと住んでいる高齢者ですが、85歳以上は以外に少ないらしい。これは医療の問題か施設が少ない事情なのか。
石黒さんは社会性をもって高齢期を過ごすことが大事だと話し、今日行く、今日用を作って外に出ようとのことでした。杉並と荒川の収入格差の話も出て、コミュニティの出来方にも違いがあることがわかりました。
懇親会は高円寺純情商店街の中の町中華!なんとランチにはコーヒー無料!おいしくいただきました。
最後まで残ったメンバーたち。医師、会社員、理学療法士、老人ホーム入居者、訪問薬剤師、新聞記者、職業不明、デイサービス管理者、医療機器メーカー勤務など多種多様な参加をいただきました。
今度は夕方に立ち寄れるカフェを開き健康相談でもやってみようかなどと話しておりました。秋には不健康学会も?またご参加よろしくお願い申し上げます。

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