認知症カフェをつくるには?

うすうす感じていたわけですが、
やはり行政主導による認知症キャンペーンはうまくいっておらず、
いわゆる認知症カフェは1回から2回で頓挫してしまっているらしいです。

今回話していただいた猪早さんの小規模多機能施設、笑美里.
もとは自宅を改造して始めたとのこと。
旦那さんもご家族もいつの間にか巻き込まれたようです。
認知症カフェも全くそう銘打ったわけではなく、
コーヒーを出したくて始めたらいつの間にか…とか。

そうはいっても彼女の指導は厳しそうです。
認知症の方と話すときは、まず聞かないことだそうです。
素人はつい年齢を聞いたりしてしまうので、とても困った顔をする
こちらがコミュニケーションと思っていることもあちらには詰問に過ぎないわけです。

医療福祉関係者は全滅だと思いました。どうしても与えようとしてしまい、ニーズを探ろうとするのが使命だと思っているので、そこから離れられないでしょう。

暮らしの保健室の秋山さんも同じようなアプローチを取っている気がします。
患者の身になって行動することができる、プロな仕事。
誰しもできることじゃないなーと話し合います。
でも、わかってしまえば難しくない。

ではどうやっていくか。
医療機関が運営する問題点は何か
サポーター講座は意味がないのか

いろいろ考えることはありそうです。
次回は地域包括の方が話しますので、
その辺の現状がわかるはず。