第2回下町不健康⁈学会

 

今回のテーマは「今の65歳は健康か?」でした。

高齢者の入り口である人たちがどんな生活を送っているのか、健康なのかそれとも不健康なのかを知りたいと思ったのが動機です。医療機関にはあまり来ない層はどんなことを考えているのか。

まずwebでアンケートを募集しました。回収できたのは33件で60歳代の回答は25件です。ほぼ1ヶ月の募集期間でした。あまり伸びなかったのは、この年代がスマホを使っていても、告知などができるメディアがなかったためかなと思います。もう少し地元の回覧板や新聞などの活用も必要でした。
アンケートに答えてくださった方はほぼ健康であり、地域活動に積極的なアクティブな層でした。それほど生活への不安もなく、引退後に地域コミュニティへのデビューもスムーズだったようです。どうしたらこのようにうまくいくのかは分からなかったため、それらは今後の調査の課題です。
行えたインタビューは3件のみでした。なかなか時間が合わず調整が難しかったのですが、主な理由としてリタイアした方々の自由な時間は昼間だということを忘れていたためです。インタビューするメンバーは土日か夜しか動けない、まだ現役なので。。今後もう少し昼間の時間をつくりながら数を増やしていこうと思います。
調査としてはもの足りないもので、参加された方の中にはがっかりされた方もおられるかもしれず、コンセプトの甘さが露呈してしまいました。当初考えていた、「シニア層は考えているほど健康を気にしておらず不健康であるという予測」よりも、比較的健康な層で外に出てくる人たちしか捕まらなかったという結果でした。
 
後半は「100年時代のライフシフト」と題して、自分が老後も楽しく暮らしていくためにどんなことができるかを小グループで話し合いました。生産的資産活力資産変身資産の観点から、自分がどんな資産を持っているかを書き出してみました。変身資産とは、仕事とは違う分野に飛び立つに当たって何が足りないかというもので、私は緻密さや経済観念などを挙げました。自分がこれまでやってきたものを活かしながらも、別の自分になれたら楽しいだろうな〜と妄想しました。
 
懇親会はもんじゃ。12名の参加でいつも行く、浜作もんじゃ会館に行きました。浜作もんじゃは美味しかったし、たくさん参加者の方々と交流できました。
詳しい資料などについてはもう少し煮詰まってから公開したいと思います。